JNEC主催の「ネイリスト技能検定試験」は多くのネイリストが受験する試験です。
1級~3級まであり、なかでも3級は基本的な知識・技術を問われ、合格率約80%。
初心者でも、独学でも取りやすい試験です。
2級を受験するには3級に合格していることが必須なため、まずは3級を取得することが大前提となっているようです。
今回はネイルスクールに通う私が3級を受験・合格したので試験の流れや合格のポイントをまとめていきます

スクールの先生によっては細かな作業に違いがあるかと思いますが、私はこれで合格したので参考にしてみてください♩
ネイリスト技能検定試験3級概要
筆記試験と実技試験があります。
実技試験ではモデルさんを連れて行かなければならないので、モデルさんが決まったら早めにスケジュールを抑えてもらいましょう。
ネイリスト技能検定試験3級筆記試験
筆記は実技試験のあとに行われます。
マークシート形式で60問出題され、100点満点中80点以上が合格ライン。
時間は30分です。
出題内容は衛生と消毒、爪の構造、爪の病気とトラブル、ネイルケアの手順等です。
公式問題集の過去問を解けるようにしておけば合格ラインに達するので問題集は購入した方が良いです!

1~3級まで使えるので1冊あればその後も安心ですよ♩
ネイリスト技能検定試験3級実技試験
実技試験は事前審査(10分)と実技(70分)に分けられます。
事前審査では準備し終えたテーブルセッティングや消毒管理の仕方を試験官が見て審査します。
また、このときにモデルの爪の状態も確認されます。
この間はそのまま待機なのできちんとセッティングさえすれば問題ありません。
また事前審査と実技の合格ラインは合わせて50点満点中38点。
減点法なので減点対象となる項目はよく確認しておきましょう
公式HPの採点基準はこちら
ネイリスト技能検定試験3級実技試験の流れ
ここでは実技試験の流れやポイントについて詳しく解説していきます
事前審査
テーブルセッティングの仕方は試験要項にも記載があります。
セットしなくてはいけないものがない場合などは失格になってしまうのでしっかり確認しましょう。
また、モデルさんの爪はすでに赤ポリッシュを塗布している状態です。
事前審査についてのはこちらの記事で詳しくまとめています(*’ω’*)

ネイルケア
実技試験が始まり、自分の手とモデルさんの手を消毒してネイルケアから行います。
塗布されている赤ポリッシュをオフするところからニッパーで甘皮処理するところまでがネイルケアです。

甘皮処理はまだまだ苦手、という方でも、審査されるのは”道具の使い方や持ち方”なのでそんなに心配しなくても大丈夫です。
手順などはしっかり覚えておきましょう♩
ネイルケアについてはこちらの記事でまとめています(*’ω’*)

カラーリング・ネイルアート
ケアが終わればいよいよカラーとアートです。
赤ポリッシュは、はみ出すと目立ちやすいので3級試験では攻めすぎなくてOKです
アートは凝ったデザインが描けない!という方も大丈夫。
3級はお花と分かればいいよ!とネイルスクールの先生に言われました(笑)
カラーとアートについてはこちらの記事でまとめています(*’ω’*)

よくある失格・減点
スクールの先生に聞いた、よくある失格・減点ポイントを聞いたので紹介します
失格は本当にもったいないので気をつけてください!!
よくある失格対象
・セッティングに必要な用具用材が揃っていない
・ウェットステリライザーにメタルプッシャー、ニッパー、ピンセット、ウッドスティックが入っていない
・使用禁止のキューティクルオイルなどをセッティングしている
・アートを施す指が違う
などです。ピンセットを忘れて失格になる方が結構いるそうです。
持って行くものと持って行かないものを前の日にもう一度確認した方が良さそうです!
よくある減点対象
・品名ラベルを必ず貼らなければならない用具・用材にラベルを貼っていない
・用具用材が汚れている、衛生管理されていない
・テーブルに直置きしてはならないものを直置きした
・ニッパーなどが安全に使えていない(持ち方など)
などです。気をつけられることは意識して減点されないようにしましょう♩

意外とトレーなどが汚れていたりするので、前の日に拭き取って綺麗にしておくといいですよ
ネイリスト技能検定試験3級まとめ
3級の試験は合格率8割の比較的優しい試験です。
ですが道具をセッティングし忘れていた、余計なものをセッティングした、等で即失格にもなり得ます。
試験要項を良く確認して3級合格するよう頑張りましょう♩
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